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第93期報告書(Business Report) ビジネスレポート | 株式会社 極洋

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Academic year: 2018

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会社概要2016年3月31日現在

役員

社名 株式会社 極洋

英文社名 KYOKUYO CO., LTD.

本社所在地 〒107-0052

東京都港区赤坂三丁目3番5号

設立 1937年9月3日

資本金 56億6千4百万円

主要な事業内容 水産物の輸出入・国内買付販売、

加工食品及び冷凍食品の製造販売

従業員数 2,249名(連結) 599名(個別)

連結対象会社数 25社

代表取締役社長 多 田 久 樹 代表取締役専務 今 井 賢 司 専 務 取 締 役 村 上 吉 男 常 務 取 締 役 上 居   隆 常 務 取 締 役 雲 津 雅 行 常 務 取 締 役 井 上   誠 取 締 役 松 行 健 一 取 締 役 矢 澤 久 和

取 締 役 天 利   均 取 締 役 酒 井   健 取 締 役 青 木 宏 行 取 締 役 三 浦 理 代 常 勤 監 査 役 中 山 昌 生 常 勤 監 査 役 芥 川   淳 監 査 役 村 谷 育 雄

監 査 役 首 藤 健 治

所有者別株式数分布状況

金融機関 28.8% 31,410千株

自己株式数

3.9% 4,251千株

外国法人・外国人

2.5% 2,782千株

金融商品取引業者

   1.0% 1,123千株

その他の法人

10.4% 11,397千株

個人・その他

53.4%

58,321千株 109,283千株

株式の概況 2016年3月31日現在

大株主

株主名 持株数(千株)持株比率(%)

日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社 7,845 7.17

株式会社りそな銀行 5,234 4.78

農林中央金庫 5,234 4.78

三井住友海上火災保険株式会社 4,501 4.11

東洋製罐グループホールディングス株式会社 3,150 2.88

東京海上日動火災保険株式会社 2,245 2.05

極洋秋津会 1,629 1.49

中央魚類株式会社 1,399 1.28

三井住友信託銀行株式会社 1,215 1.11

三菱UFJ信託銀行株式会社 1,200 1.09

発行可能株式総数 437,000,000株

発行済株式の総数 109,282,837株

株主数 35,036名

株価及び出来高の推移

0 6,000 12,000 18,000

0 60 120 180 240 300 360

4月 5 6 7 8 9 1011121 2 3 2014年 2015年

(円)株価 (千株)出来高

4 5 6 7 8 9 1011121 2 3 2016年

その結果、当社グループの売上高は2,266億26百万円 (前期比3.8%増)、営業利益は24億33百万円(前期比 1.1%減)、経常利益は28億14百万円(前期比33.5%増)、 親会社株主に帰属する当期純利益は17億99百万円(前期 比26.1%減)となりました。

各セグメントの状況は以下のとおりです。

水産商事セグメントでは、赤魚やカラスガレイなど凍魚 加工品が伸び悩んだものの、定塩サケ製品や伸ばしエビ、 ムキエビといった付加価値製品の販売が伸長しました。そ の結果、この部門の売上は前期を上回りましたが、原料価 格の高止まりや加工コストの上昇に加え、北洋凍魚の市況 変動もあり、利益は前期を下回りました。

冷凍食品セグメントでは、『だんどり上手』シリーズなどの 加熱用商品を医療食及び事業所給食向けに、エビやイカな どの寿司種を中心とした生食用商品を大手回転寿司 チェーン向けに拡販いたしました。また、白身魚フライやエ ビフライなどの水産フライやカニ風味かまぼこを量販店の 水産・惣菜売り場向けに順調に販売を伸ばしました。市販 ブランドである『シーマルシェ』商品を中心とした家庭用冷 凍食品は、大手量販店への新規商品導入や販売促進強化 に取り組み、焼き魚製品や弁当惣菜製品の拡販に努めまし た。その結果、この部門の売上は前期を上回りましたが、 海外生産部門の不振や海外製品コストの上昇もあり、利益 は前期を下回りました。

常温食品セグメントでは、当社グループのまき網船が漁 獲した原料を加工したツナ缶などの差別化商品の拡販に努 めるとともに、価格改定や商品・販売先の集約等、利益率 の改善に努めました。また、海産珍味類は大手コンビニ向 け製品を中心に順調に推移しました。その結果、売上・利 益ともに前期を上回りました。

物流サービスセグメントにおける冷蔵倉庫事業では、昨 年度に開設した城南島事業所を含めた4事業所で入庫貨物 の確保を図り、事業の効率化に努めました。冷蔵運搬船事 業は、運航している3隻すべてを中南米・ヨーロッパ間のバ ナナ輸送に配船し、効率の良い運航に努めました。その結 果、この部門の売上は前期を下回ったものの、利益は前期 を上回りました。

鰹・鮪セグメントにおける海外まき網事業は、入漁料の 高止まりの中、燃油価格の下落やドック経費の削減などを 進め、エルニーニョの影響による漁獲不振もあったものの、 全体としては漁獲量・魚価ともに安定的に推移し、収支が 改善しました。加工及び販売事業は、地中海本鮪及びオー ストラリア南鮪の取扱いが伸長し、また、ネギトロ、タタキ 製品などの加工品を外食、量販店向けに拡販を図りまし た。養殖事業は、完全養殖魚の沖出し尾数が昨年実績を 大きく上回るなど、安定供給体制の構築に向けたノウハウ の蓄積が順調に進みました。その結果、この部門は売上・ 利益ともに前期を上回りました。

純資産 総資産 自己資本比率/自己資本利益率(ROE)/総資産経常利益率(ROA)

(百万円) (百万円) (%)  自己資本比率  ROE  ROA

次期におけるわが国経済は、企業収益や個人消費の低 迷が見られるなど、不透明感が強まっております。水産・ 食品業界におきましても、原材料価格の高止まり、加工コ ストの上昇や企業間競争の激化など、引き続き厳しい経営 環境が想定されます。

このような状況のもと、当社グループは中期経営計画

『バリューアップ・キョクヨー2018』の2年目に向けて、新 たな気持ちで取り組んでまいります。次期の連結業績は、 売上高2,440億円、営業利益35億円、経常利益33億円、 親会社株主に帰属する当期純利益21億円を見込んでおり ます。

株主メモ

事業年度 4月1日〜翌年3月31日

定時株主総会 毎年6月

定時株主総会基準日 3月31日

期末配当金基準日 3月31日

公告方法 日本経済新聞

株主名簿管理人 および特別口座の

口座管理機関 三菱UFJ信託銀行株式会社 同連絡先 〒137-8081

東京都江東区東砂七丁目10番11号 三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部 電話:0120-232-711(フリーダイヤル) (ご注意)

1. 株主様の住所変更、買取請求その他各種お手続きにつきましては、原則、口座を開 設されている口座管理機関(証券会社等)で承ることとなっております。口座を開設さ れている証券会社等にお問合せください。株主名簿管理人(三菱UFJ信託銀行)では お取り扱いできませんのでご注意ください。

2. 特別口座に記載された株式に関する各種お手続きにつきましては、三菱UFJ信託銀 行が口座管理機関となっておりますので、上記特別口座の口座管理機関(三菱UFJ 信託銀行)にお問合せください。なお、三菱UFJ信託銀行全国各支店にてもお取次 ぎいたします。

3. 未受領の配当金につきましては、三菱UFJ信託銀行本支店でお支払いいたします。

検 索

キョクヨーのこだわりや企業情報、商品紹介、IR関 連などの最新情報を掲載しております。また、皆様 からのご意見やご質問など当社に関してのお問い合 わせをお受けする入

力フォームも用意して おりますので、 是非 ご活用ください。

WEBサイトのご案内

次期(2017年3月期)の計画目標

株主優待のご案内

当社は、株主の皆様からの日頃のご支援に感謝するとともに、 当社株式の魅力を高め、当社株式を保有していただける株主の 増加を図ることを目的として株主優待制度を実施しています。

対象株主

基準日(3月31日)現在で当社株式1単元(1,000株)以上 所有の株主様

優待の内容 贈呈時期

5,000円相当の当社製品贈呈 7月予定

株主優待の内容

※ 平成29年については、平成28年10月1日付の単元株式数の変更及び 株式併合を契機に見直しを検討しております。

会社データ/株主インフォメーション

株式会社 

極 洋

〒107-0052 東京都港区赤坂三丁目3番5号

BUSINESS

REPORT

201541▶2016331

93

期 報告書

いつも と なりに おいしいキョクヨー

(2)

当社グループでは、水産物の持続的な利用を 目指して2006年よりMSC認証に取り組んでい ます。2014年からはMSCの養殖版であるASC 認証にも取り組み、㈱極洋をはじめ、国内3工 場、海外3拠点で、流通、加工工程に関わる

CoC認証を取得しています。(2016年3月現在)

2015年11月には、MSC本部のグローバル

コマーシャルディレクターのニコラ・ギシュー氏らが来社し、当社多田社長、村 上専務と会談しました。海外でのMSC認証状況などが話題となり、多田社長 も、当社のまき網事業での認証取得の可能性や2020年東京オリンピックでの 認証食材供給など、今後も前向きに取り組みを継続していく方針を話しました。

※ MSC認証とは、持続可能で適切に管理された漁業とその漁業で獲られた水産物を扱う流通・加工 業者を認証する制度です。ASCはその養殖版にあたります。

海のエコラベルへの取り組み

社会・環境報告書

2015発刊

バリューアップ・キョクヨー2018をスタート

「魚に強い総合食品会社として、収益基盤の安定と変化 への対応力を高め、新たな価値を創造する企業を目指す」

という基本方針のもと、「グローバル戦略」、「シナジー戦略」

を更に進化させるとともに、新たに「差別化戦略」を加えて 目標の達成に取り組んでまいります。

コーポレートサイトを

全面リニューアル

一般消費者、株主、投資家の皆様 やお取引先様、就職活動中の方々に 向けて、情報を充実させ、見やすく操 作性を向上させたものに全面的に刷新 いたしました。当社商品を使用したレ シピなども掲載し、スマートフォンにも 対応したものとなっております。

極洋食品㈱塩釜新工場が完成

極洋食品㈱本社工場敷地内に新工場が竣 工し、新生「塩釜工場」として完成いたしまし た。当社グループの基幹工場として、業務用 冷凍食品に加え、家庭用冷凍食品の生産を強 化し、事業規模の拡大を目指してまいります。

2015年9月に「極洋グループ 社会・ 環境報告書2015」とそのダイジェスト版 を発刊しました。食品会社に共通する安 心・安全や食文化への貢献、低炭素社 会、 資 源 循 環 型

社 会、 生 物 多 様 性の5つの取り組 みテーマに つ い て、2014年度を 中心とした活動・ 成果をご紹介して います。

総売上高

百万円

水産商事事業 冷凍食品事業

常温食品事業

物流サービス事業 鰹・鮪事業

セグメント別売上高構成比

Kyokuyo America Corporation

ロサンゼルス営業所を開設

北米最大のアジア系人口を抱え、多 くの日系水産問屋が本社を構えるロ サンゼルスにおいて、当社グループが 得意とするきめ細かい顧客対応を実施 し、生食用を中心とする当社製品の海 外での販売拡大を目指します。

指宿食品㈱を設立

海外まき網船の水揚げ地が焼津の 一極集中から、九州枕崎並びに山川 地区への分散化が進む中、鹿児島県 指宿市の山川地区に冷凍カツオタタキ を中心とする水産物加工品を製造する 指宿食品㈱を設立し、西日本への供給 力増強を図っております。

環境保全・社会貢献活動

営業利益 (単位:百万円)売上高

国内外の支社、営業所、駐在員事務 所、関係会社の相互連携により、世界の 海から質の高い水産物を安定的に調達 するとともに、切身製品やカニ、エビの 剥き身製品などを提供しています。

また、日本国内で漁獲された魚介類の 輸出や三国間貿易を積極的に行い、水 産物の有効利用と資源循環型社会の実 現に努めると同時に、魚食のグローバル 化へも対応しています。

●売 上 高 百万円

●営業利益 百万円

定塩紅鮭フィレー

水産商事事業

だんどり上手 さばみりん焼き(骨なし)

営業利益 (単位:百万円)売上高

寿司種を中心とした生食用商品を回 転寿司チェーンなどへ販売しているほ か、業務用加工品「だんどり上手」シリー ズや煮魚、漬け魚などの加熱用商品を高 齢者施設や宅配向けに販売しています。

また、水産フライ類やカニ風味かまぼこ をはじめ、畜肉製品や冷凍野菜などを外 食ルートや量販店惣菜売場向けに販売 しています。家庭用冷凍食品は「シーマ ルシェ」ブランドのもと、首都圏を中心に 大手量販店での販売が拡大しています。

●売 上 高 百万円

●営業利益 百万円

冷凍食品事業

営業利益 (単位:百万円)売上高

冷蔵倉庫事業と冷蔵運搬船事業から 成り、冷蔵倉庫事業は東京の大井及び 城南島、大阪、福岡の4事業所体制で 行っております。冷蔵運搬船事業は主に バナナや野菜類の輸送を行っています。

●売 上 高 百万円 ●営業利益 百万円

キョクヨー秋津冷蔵㈱城南島事業所 冷蔵運搬船

物流サービス事業

営業利益 (単位:百万円)売上高

1949年の缶詰製造から始まった長い 歴史を持つ事業です。現在ではカツオ、 サケ、カニなどの魚介缶詰のほか、畜肉 缶詰なども取りそろえ、「シーマルシェ」ブ ランドの商品もラインアップして製 品力の強化を図っています。また、 グルコサミンやDHAなどの健康食 品、海産珍味類も販売しています。

●売 上 高 百万円 ●営業利益 百万円

(左)かにみそ(かに肉入り) (右)DHA・EPAプラスクリルオイル

常温食品事業

営業利益 (単位:百万円)売上高

カツオ、マグロの漁撈・養殖から買付・ 加工・販売までを一貫して手掛けていま す。カツオについては、当社グループ所 有のまき網船「わかば丸」など独自の調 達力があります。マグロについては、限 りある水産資源の保護と安定的供給の ために、四国で養殖事業を展開し、オリ ジナルブランド「本鮪の極」はお客様から 高い評価をいただいています。また、天 然稚魚に頼らない完全養殖魚も順調に 成育しております。

● 売 上 高 百万円 ● 営業利益 百万円

本鮪の極

鰹・鮪事業

ご挨拶

代表取締役社長

多田 久樹

当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用環境の改 善により緩やかな回復基調を維持しておりましたが、中国を はじめとする新興国の経済減速や年明け以降の急速な円高 の進行、株価の下落により企業収益や個人消費の低迷が 見られるなど景気の先行きは不透明感が強まっております。

水産・食品業界におきましては、食の安心・安全に対す る消費者の関心が一層高まるとともに、販売競争の激化や 人手不足・労働コストの上昇に加え、世界的な水産物需要

期経営計画「バリューアップ・キョクヨー2018」の

目標達成に向けて

の増大による買付コストの上昇など、厳しい状況が続いて おります。

このような状況のもと当社グループは、平成27年4月よ り中期経営計画『バリューアップ・キョクヨー2018』をスター トさせ『魚に強い総合食品会社として、収益基盤の安定と 変化への対応力を高め、新たな価値を創造する企業を目指 す』ことを基本方針とし、目標達成に向けて取り組んでおり ます。

0 50,000 100,000 150,000 250,000

200,000

14/03 14/03 14/03

202,387

15/03

218,350

16/03

226,626

13/03

178,046

12/03

181,885

(百万円)

0 0

1,000 2,000 3,000 4,000

0 0.5 1.0 1.5 2.0 経常利益 (百万円)  売上高経常利益率(%)

2,968

15/03

2,433

16/03

1,799

13/03

1,269

12/03

423

(百万円)

1,000 2,000 3,000

2,985

15/03

2,107

1.5

13/03

2,262

12/03

1,707

1.3

0.9 1.0

16/03

2,814

1.2

主な連結財務指標

売上高 経常利益/売上高経常利益率 親会社株主に帰属する当期純利益

人間尊重を経営の基本に、

健康で心豊かな生活と食文化に貢献し 社会とともに成長することを目指します。

企 業 理 念

当期(2016年3月期)の概況

株主の皆様には、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。 ここに第93期(2016年3月期)報告書をお届けいたします。

昨年4月、キョクヨーグループは中期経営計画「バリューアップ・キョク ヨー2018」をスタートいたしました。

その初年度となるこの一年、グループ基幹工場となる塩釜新工場の完 成、家庭用冷凍食品の販路拡大のほか、海外においてはロサンゼルスに営 業所を新たに開設するなど、事業拡大に向けた施策を国内外で積極的に 行いました。更に西日本における鰹鮪製品生産拠点となる新会社を設立 し、生産規模の拡大を図りました。

引き続きキョクヨーグループは「魚に強い総合食品会社として、収益基盤 の安定と変化への対応力を高め、新たな価値を創造する企業を目指す」と

いう基本方針のもと、「グローバル戦略」「シナジー戦略」を更に進化させる

とともに、お客様目線を意識した付加価値商品を提供するための「差別化 戦略」を加えた3つの戦略により、目標達成に向けて邁進してまいります。

株主の皆様におかれましては、引き続き多大なるご支援、ご協力を賜り ますようお願い申し上げます。

2016年6月

左から、ニコラ・ギシュー氏、 アジア太平洋ディレクターの パトリック・カレオ氏

月 月

TOPICS/環境保全・社会貢献活動 CSR

セグメントの状況

(3)

会社概要2016年3月31日現在

役員

社名 株式会社 極洋

英文社名 KYOKUYO CO., LTD.

本社所在地 〒107-0052

東京都港区赤坂三丁目3番5号

設立 1937年9月3日

資本金 56億6千4百万円

主要な事業内容 水産物の輸出入・国内買付販売、

加工食品及び冷凍食品の製造販売

従業員数 2,249名(連結) 599名(個別)

連結対象会社数 25社

代表取締役社長 多 田 久 樹 代表取締役専務 今 井 賢 司 専 務 取 締 役 村 上 吉 男 常 務 取 締 役 上 居   隆 常 務 取 締 役 雲 津 雅 行 常 務 取 締 役 井 上   誠 取 締 役 松 行 健 一 取 締 役 矢 澤 久 和

取 締 役 天 利   均 取 締 役 酒 井   健 取 締 役 青 木 宏 行 取 締 役 三 浦 理 代 常 勤 監 査 役 中 山 昌 生 常 勤 監 査 役 芥 川   淳 監 査 役 村 谷 育 雄

監 査 役 首 藤 健 治

所有者別株式数分布状況

金融機関 28.8% 31,410千株

自己株式数

3.9% 4,251千株

外国法人・外国人

2.5% 2,782千株

金融商品取引業者

   1.0% 1,123千株

その他の法人

10.4% 11,397千株

個人・その他

53.4%

58,321千株 109,283千株

株式の概況 2016年3月31日現在

大株主

株主名 持株数(千株)持株比率(%)

日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社 7,845 7.17

株式会社りそな銀行 5,234 4.78

農林中央金庫 5,234 4.78

三井住友海上火災保険株式会社 4,501 4.11

東洋製罐グループホールディングス株式会社 3,150 2.88

東京海上日動火災保険株式会社 2,245 2.05

極洋秋津会 1,629 1.49

中央魚類株式会社 1,399 1.28

三井住友信託銀行株式会社 1,215 1.11

三菱UFJ信託銀行株式会社 1,200 1.09

発行可能株式総数 437,000,000株

発行済株式の総数 109,282,837株

株主数 35,036名

株価及び出来高の推移

0 6,000 12,000 18,000

0 60 120 180 240 300 360

4月 5 6 7 8 9 1011121 2 3 2014年 2015年

(円)株価 (千株)出来高

4 5 6 7 8 9 1011121 2 3 2016年

その結果、当社グループの売上高は2,266億26百万円 (前期比3.8%増)、営業利益は24億33百万円(前期比 1.1%減)、経常利益は28億14百万円(前期比33.5%増)、 親会社株主に帰属する当期純利益は17億99百万円(前期 比26.1%減)となりました。

各セグメントの状況は以下のとおりです。

水産商事セグメントでは、赤魚やカラスガレイなど凍魚 加工品が伸び悩んだものの、定塩サケ製品や伸ばしエビ、 ムキエビといった付加価値製品の販売が伸長しました。そ の結果、この部門の売上は前期を上回りましたが、原料価 格の高止まりや加工コストの上昇に加え、北洋凍魚の市況 変動もあり、利益は前期を下回りました。

冷凍食品セグメントでは、『だんどり上手』シリーズなどの 加熱用商品を医療食及び事業所給食向けに、エビやイカな どの寿司種を中心とした生食用商品を大手回転寿司 チェーン向けに拡販いたしました。また、白身魚フライやエ ビフライなどの水産フライやカニ風味かまぼこを量販店の 水産・惣菜売り場向けに順調に販売を伸ばしました。市販 ブランドである『シーマルシェ』商品を中心とした家庭用冷 凍食品は、大手量販店への新規商品導入や販売促進強化 に取り組み、焼き魚製品や弁当惣菜製品の拡販に努めまし た。その結果、この部門の売上は前期を上回りましたが、 海外生産部門の不振や海外製品コストの上昇もあり、利益 は前期を下回りました。

常温食品セグメントでは、当社グループのまき網船が漁 獲した原料を加工したツナ缶などの差別化商品の拡販に努 めるとともに、価格改定や商品・販売先の集約等、利益率 の改善に努めました。また、海産珍味類は大手コンビニ向 け製品を中心に順調に推移しました。その結果、売上・利 益ともに前期を上回りました。

物流サービスセグメントにおける冷蔵倉庫事業では、昨 年度に開設した城南島事業所を含めた4事業所で入庫貨物 の確保を図り、事業の効率化に努めました。冷蔵運搬船事 業は、運航している3隻すべてを中南米・ヨーロッパ間のバ ナナ輸送に配船し、効率の良い運航に努めました。その結 果、この部門の売上は前期を下回ったものの、利益は前期 を上回りました。

鰹・鮪セグメントにおける海外まき網事業は、入漁料の 高止まりの中、燃油価格の下落やドック経費の削減などを 進め、エルニーニョの影響による漁獲不振もあったものの、 全体としては漁獲量・魚価ともに安定的に推移し、収支が 改善しました。加工及び販売事業は、地中海本鮪及びオー ストラリア南鮪の取扱いが伸長し、また、ネギトロ、タタキ 製品などの加工品を外食、量販店向けに拡販を図りまし た。養殖事業は、完全養殖魚の沖出し尾数が昨年実績を 大きく上回るなど、安定供給体制の構築に向けたノウハウ の蓄積が順調に進みました。その結果、この部門は売上・ 利益ともに前期を上回りました。

純資産 総資産 自己資本比率/自己資本利益率(ROE)/総資産経常利益率(ROA)

0 7,500 15,000 22,500 30,000

14/03 14/03

19,930

15/03

23,069

16/03

23,065

(百万円) (百万円)

0 25,000 50,000 75,000 100,000

84,319

15/03

88,937

16/03

94,608

13/03

18,683

12/03

17,212

13/03

83,245

12/03

84,937

2.5 7.2

20.0 22.1 23.4

2.1 2.7

15.6

3.6 25.5

11.5

2.4 23.9

8.0

3.1

14/03 15/03 16/03 13/03

12/03 0

(%)

14 21

7 28

 自己資本比率  ROE  ROA 次期におけるわが国経済は、企業収益や個人消費の低

迷が見られるなど、不透明感が強まっております。水産・ 食品業界におきましても、原材料価格の高止まり、加工コ ストの上昇や企業間競争の激化など、引き続き厳しい経営 環境が想定されます。

このような状況のもと、当社グループは中期経営計画

『バリューアップ・キョクヨー2018』の2年目に向けて、新 たな気持ちで取り組んでまいります。次期の連結業績は、 売上高2,440億円、営業利益35億円、経常利益33億円、 親会社株主に帰属する当期純利益21億円を見込んでおり ます。

株主メモ

事業年度 4月1日〜翌年3月31日

定時株主総会 毎年6月

定時株主総会基準日 3月31日

期末配当金基準日 3月31日

公告方法 日本経済新聞

株主名簿管理人 および特別口座の

口座管理機関 三菱UFJ信託銀行株式会社 同連絡先 〒137-8081

東京都江東区東砂七丁目10番11号 三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部 電話:0120-232-711(フリーダイヤル) (ご注意)

1. 株主様の住所変更、買取請求その他各種お手続きにつきましては、原則、口座を開 設されている口座管理機関(証券会社等)で承ることとなっております。口座を開設さ れている証券会社等にお問合せください。株主名簿管理人(三菱UFJ信託銀行)では お取り扱いできませんのでご注意ください。

2. 特別口座に記載された株式に関する各種お手続きにつきましては、三菱UFJ信託銀 行が口座管理機関となっておりますので、上記特別口座の口座管理機関(三菱UFJ 信託銀行)にお問合せください。なお、三菱UFJ信託銀行全国各支店にてもお取次 ぎいたします。

3. 未受領の配当金につきましては、三菱UFJ信託銀行本支店でお支払いいたします。

検 索

キョクヨーのこだわりや企業情報、商品紹介、IR関 連などの最新情報を掲載しております。また、皆様 からのご意見やご質問など当社に関してのお問い合 わせをお受けする入

力フォームも用意して おりますので、 是非 ご活用ください。

WEBサイトのご案内

次期(2017年3月期)の計画目標

株主優待のご案内

当社は、株主の皆様からの日頃のご支援に感謝するとともに、 当社株式の魅力を高め、当社株式を保有していただける株主の 増加を図ることを目的として株主優待制度を実施しています。

対象株主

基準日(3月31日)現在で当社株式1単元(1,000株)以上 所有の株主様

優待の内容 贈呈時期

5,000円相当の当社製品贈呈 7月予定

株主優待の内容

※ 平成29年については、平成28年10月1日付の単元株式数の変更及び 株式併合を契機に見直しを検討しております。

TO OUR SHAREHOLDERS

会社データ/株主インフォメーション

株式会社 

極 洋

〒107-0052 東京都港区赤坂三丁目3番5号

201541▶2016331

期 報告書

いつも と なりに おいしいキョクヨー

(4)

当社グループでは、水産物の持続的な利用を 目指して2006年よりMSC認証に取り組んでい ます。2014年からはMSCの養殖版であるASC 認証にも取り組み、㈱極洋をはじめ、国内3工 場、海外3拠点で、流通、加工工程に関わる

CoC認証を取得しています。(2016年3月現在)

2015年11月には、MSC本部のグローバル

コマーシャルディレクターのニコラ・ギシュー氏らが来社し、当社多田社長、村 上専務と会談しました。海外でのMSC認証状況などが話題となり、多田社長 も、当社のまき網事業での認証取得の可能性や2020年東京オリンピックでの 認証食材供給など、今後も前向きに取り組みを継続していく方針を話しました。

※ MSC認証とは、持続可能で適切に管理された漁業とその漁業で獲られた水産物を扱う流通・加工 業者を認証する制度です。ASCはその養殖版にあたります。

海のエコラベルへの取り組み

社会・環境報告書

2015発刊

T O P I C S

バリューアップ・キョクヨー2018をスタート

「魚に強い総合食品会社として、収益基盤の安定と変化 への対応力を高め、新たな価値を創造する企業を目指す」

という基本方針のもと、「グローバル戦略」、「シナジー戦略」

を更に進化させるとともに、新たに「差別化戦略」を加えて 目標の達成に取り組んでまいります。

コーポレートサイトを

全面リニューアル

一般消費者、株主、投資家の皆様 やお取引先様、就職活動中の方々に 向けて、情報を充実させ、見やすく操 作性を向上させたものに全面的に刷新 いたしました。当社商品を使用したレ シピなども掲載し、スマートフォンにも 対応したものとなっております。

極洋食品㈱塩釜新工場が完成

極洋食品㈱本社工場敷地内に新工場が竣 工し、新生「塩釜工場」として完成いたしまし た。当社グループの基幹工場として、業務用 冷凍食品に加え、家庭用冷凍食品の生産を強 化し、事業規模の拡大を目指してまいります。

2015年9月に「極洋グループ 社会・ 環境報告書2015」とそのダイジェスト版 を発刊しました。食品会社に共通する安 心・安全や食文化への貢献、低炭素社 会、 資 源 循 環 型

社 会、 生 物 多 様 性の5つの取り組 みテーマに つ い て、2014年度を 中心とした活動・ 成果をご紹介して います。

総売上高

百万円

水産商事事業 冷凍食品事業

常温食品事業

物流サービス事業 鰹・鮪事業

セグメント別売上高構成比

Kyokuyo America Corporation

ロサンゼルス営業所を開設

北米最大のアジア系人口を抱え、多 くの日系水産問屋が本社を構えるロ サンゼルスにおいて、当社グループが 得意とするきめ細かい顧客対応を実施 し、生食用を中心とする当社製品の海 外での販売拡大を目指します。

指宿食品㈱を設立

海外まき網船の水揚げ地が焼津の 一極集中から、九州枕崎並びに山川 地区への分散化が進む中、鹿児島県 指宿市の山川地区に冷凍カツオタタキ を中心とする水産物加工品を製造する 指宿食品㈱を設立し、西日本への供給 力増強を図っております。

C SR

環境保全・社会貢献活動

2015.4 -2016.3

営業利益 (単位:百万円)売上高

国内外の支社、営業所、駐在員事務 所、関係会社の相互連携により、世界の 海から質の高い水産物を安定的に調達 するとともに、切身製品やカニ、エビの 剥き身製品などを提供しています。

また、日本国内で漁獲された魚介類の 輸出や三国間貿易を積極的に行い、水 産物の有効利用と資源循環型社会の実 現に努めると同時に、魚食のグローバル 化へも対応しています。

●売 上 高 百万円

●営業利益 百万円

定塩紅鮭フィレー

水産商事事業

だんどり上手 さばみりん焼き(骨なし)

営業利益 (単位:百万円)売上高

寿司種を中心とした生食用商品を回 転寿司チェーンなどへ販売しているほ か、業務用加工品「だんどり上手」シリー ズや煮魚、漬け魚などの加熱用商品を高 齢者施設や宅配向けに販売しています。

また、水産フライ類やカニ風味かまぼこ をはじめ、畜肉製品や冷凍野菜などを外 食ルートや量販店惣菜売場向けに販売 しています。家庭用冷凍食品は「シーマ ルシェ」ブランドのもと、首都圏を中心に 大手量販店での販売が拡大しています。

●売 上 高 百万円

●営業利益 百万円

冷凍食品事業

営業利益 (単位:百万円)売上高

冷蔵倉庫事業と冷蔵運搬船事業から 成り、冷蔵倉庫事業は東京の大井及び 城南島、大阪、福岡の4事業所体制で 行っております。冷蔵運搬船事業は主に バナナや野菜類の輸送を行っています。

●売 上 高 百万円 ●営業利益 百万円

キョクヨー秋津冷蔵㈱城南島事業所 冷蔵運搬船

物流サービス事業

営業利益 (単位:百万円)売上高

1949年の缶詰製造から始まった長い 歴史を持つ事業です。現在ではカツオ、 サケ、カニなどの魚介缶詰のほか、畜肉 缶詰なども取りそろえ、「シーマルシェ」ブ ランドの商品もラインアップして製 品力の強化を図っています。また、 グルコサミンやDHAなどの健康食 品、海産珍味類も販売しています。

●売 上 高 百万円 ●営業利益 百万円

(左)かにみそ(かに肉入り) (右)DHA・EPAプラスクリルオイル

常温食品事業

営業利益 (単位:百万円)売上高

カツオ、マグロの漁撈・養殖から買付・ 加工・販売までを一貫して手掛けていま す。カツオについては、当社グループ所 有のまき網船「わかば丸」など独自の調 達力があります。マグロについては、限 りある水産資源の保護と安定的供給の ために、四国で養殖事業を展開し、オリ ジナルブランド「本鮪の極」はお客様から 高い評価をいただいています。また、天 然稚魚に頼らない完全養殖魚も順調に 成育しております。

● 売 上 高 百万円 ● 営業利益 百万円

本鮪の極

鰹・鮪事業

ご挨拶

代表取締役社長

多田 久樹

当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用環境の改 善により緩やかな回復基調を維持しておりましたが、中国を はじめとする新興国の経済減速や年明け以降の急速な円高 の進行、株価の下落により企業収益や個人消費の低迷が 見られるなど景気の先行きは不透明感が強まっております。

水産・食品業界におきましては、食の安心・安全に対す る消費者の関心が一層高まるとともに、販売競争の激化や 人手不足・労働コストの上昇に加え、世界的な水産物需要

期経営計画「バリューアップ・キョクヨー2018」の

目標達成に向けて

の増大による買付コストの上昇など、厳しい状況が続いて おります。

このような状況のもと当社グループは、平成27年4月よ り中期経営計画『バリューアップ・キョクヨー2018』をスター トさせ『魚に強い総合食品会社として、収益基盤の安定と 変化への対応力を高め、新たな価値を創造する企業を目指 す』ことを基本方針とし、目標達成に向けて取り組んでおり ます。

(百万円) 経常利益 (百万円)  売上高経常利益率(%) (百万円)

主な連結財務指標

売上高 経常利益/売上高経常利益率 親会社株主に帰属する当期純利益

人間尊重を経営の基本に、

健康で心豊かな生活と食文化に貢献し 社会とともに成長することを目指します。

企 業 理 念

当期(2016年3月期)の概況

株主の皆様には、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。 ここに第93期(2016年3月期)報告書をお届けいたします。

昨年4月、キョクヨーグループは中期経営計画「バリューアップ・キョク ヨー2018」をスタートいたしました。

その初年度となるこの一年、グループ基幹工場となる塩釜新工場の完 成、家庭用冷凍食品の販路拡大のほか、海外においてはロサンゼルスに営 業所を新たに開設するなど、事業拡大に向けた施策を国内外で積極的に 行いました。更に西日本における鰹鮪製品生産拠点となる新会社を設立 し、生産規模の拡大を図りました。

引き続きキョクヨーグループは「魚に強い総合食品会社として、収益基盤 の安定と変化への対応力を高め、新たな価値を創造する企業を目指す」と

いう基本方針のもと、「グローバル戦略」「シナジー戦略」を更に進化させる

とともに、お客様目線を意識した付加価値商品を提供するための「差別化 戦略」を加えた3つの戦略により、目標達成に向けて邁進してまいります。

株主の皆様におかれましては、引き続き多大なるご支援、ご協力を賜り ますようお願い申し上げます。

2016年6月

左から、ニコラ・ギシュー氏、 アジア太平洋ディレクターの パトリック・カレオ氏

2015

6

7

5

4

12

2

3

8

9

10

11

1

月 2016

TOPICS / CSR

TOPICS/環境保全・社会貢献活動 CSR

セグメントの状況

(5)

当社グループでは、水産物の持続的な利用を 目指して2006年よりMSC認証に取り組んでい ます。2014年からはMSCの養殖版であるASC 認証にも取り組み、㈱極洋をはじめ、国内3工 場、海外3拠点で、流通、加工工程に関わる

CoC認証を取得しています。(2016年3月現在)

2015年11月には、MSC本部のグローバル

コマーシャルディレクターのニコラ・ギシュー氏らが来社し、当社多田社長、村 上専務と会談しました。海外でのMSC認証状況などが話題となり、多田社長 も、当社のまき網事業での認証取得の可能性や2020年東京オリンピックでの 認証食材供給など、今後も前向きに取り組みを継続していく方針を話しました。

※ MSC認証とは、持続可能で適切に管理された漁業とその漁業で獲られた水産物を扱う流通・加工 業者を認証する制度です。ASCはその養殖版にあたります。

海のエコラベルへの取り組み

社会・環境報告書

2015発刊

バリューアップ・キョクヨー2018をスタート

「魚に強い総合食品会社として、収益基盤の安定と変化 への対応力を高め、新たな価値を創造する企業を目指す」

という基本方針のもと、「グローバル戦略」、「シナジー戦略」

を更に進化させるとともに、新たに「差別化戦略」を加えて 目標の達成に取り組んでまいります。

コーポレートサイトを

全面リニューアル

一般消費者、株主、投資家の皆様 やお取引先様、就職活動中の方々に 向けて、情報を充実させ、見やすく操 作性を向上させたものに全面的に刷新 いたしました。当社商品を使用したレ シピなども掲載し、スマートフォンにも 対応したものとなっております。

極洋食品㈱塩釜新工場が完成

極洋食品㈱本社工場敷地内に新工場が竣 工し、新生「塩釜工場」として完成いたしまし た。当社グループの基幹工場として、業務用 冷凍食品に加え、家庭用冷凍食品の生産を強 化し、事業規模の拡大を目指してまいります。

2015年9月に「極洋グループ 社会・ 環境報告書2015」とそのダイジェスト版 を発刊しました。食品会社に共通する安 心・安全や食文化への貢献、低炭素社 会、 資 源 循 環 型

社 会、 生 物 多 様 性の5つの取り組 みテーマに つ い て、2014年度を 中心とした活動・ 成果をご紹介して います。

総売上高

226,626

百万円

49.9

%

水産商事事業

29.9

%

冷凍食品事業

7.9

%

常温食品事業

1.3

%

物流サービス事業

11.0

%

鰹・鮪事業

セグメント別売上高構成比

Kyokuyo America Corporation

ロサンゼルス営業所を開設

北米最大のアジア系人口を抱え、多 くの日系水産問屋が本社を構えるロ サンゼルスにおいて、当社グループが 得意とするきめ細かい顧客対応を実施 し、生食用を中心とする当社製品の海 外での販売拡大を目指します。

指宿食品㈱を設立

海外まき網船の水揚げ地が焼津の 一極集中から、九州枕崎並びに山川 地区への分散化が進む中、鹿児島県 指宿市の山川地区に冷凍カツオタタキ を中心とする水産物加工品を製造する 指宿食品㈱を設立し、西日本への供給 力増強を図っております。

環境保全・社会貢献活動

16/03 15/03

営業利益 (単位:百万円)売上高

112,809

1,700 111,795

1,888 国内外の支社、営業所、駐在員事務

所、関係会社の相互連携により、世界の 海から質の高い水産物を安定的に調達 するとともに、切身製品やカニ、エビの 剥き身製品などを提供しています。

また、日本国内で漁獲された魚介類の 輸出や三国間貿易を積極的に行い、水 産物の有効利用と資源循環型社会の実 現に努めると同時に、魚食のグローバル 化へも対応しています。

●売 上 高

112,809

百万円 ●営業利益

1,700

百万円

定塩紅鮭フィレー

水産商事事業

だんどり上手 さばみりん焼き(骨なし)

16/03 15/03

67,590

268 62,744

409

営業利益 (単位:百万円)売上高

寿司種を中心とした生食用商品を回 転寿司チェーンなどへ販売しているほ か、業務用加工品「だんどり上手」シリー ズや煮魚、漬け魚などの加熱用商品を高 齢者施設や宅配向けに販売しています。

また、水産フライ類やカニ風味かまぼこ をはじめ、畜肉製品や冷凍野菜などを外 食ルートや量販店惣菜売場向けに販売 しています。家庭用冷凍食品は「シーマ ルシェ」ブランドのもと、首都圏を中心に 大手量販店での販売が拡大しています。

●売 上 高

67,590

百万円

●営業利益

268

百万円

冷凍食品事業

16/03 15/03

2,958

216 3,148

148

営業利益 (単位:百万円)売上高

冷蔵倉庫事業と冷蔵運搬船事業から 成り、冷蔵倉庫事業は東京の大井及び 城南島、大阪、福岡の4事業所体制で 行っております。冷蔵運搬船事業は主に バナナや野菜類の輸送を行っています。

●売 上 高

2,958

百万円 ●営業利益

216

百万円

キョクヨー秋津冷蔵㈱城南島事業所 冷蔵運搬船

物流サービス事業

16/03 15/03

17,959 391 17,478

306

営業利益 (単位:百万円)売上高

1949年の缶詰製造から始まった長い 歴史を持つ事業です。現在ではカツオ、 サケ、カニなどの魚介缶詰のほか、畜肉 缶詰なども取りそろえ、「シーマルシェ」ブ ランドの商品もラインアップして製 品力の強化を図っています。また、 グルコサミンやDHAなどの健康食 品、海産珍味類も販売しています。

●売 上 高

17,959

百万円 ●営業利益

391

百万円

(左)かにみそ(かに肉入り) (右)DHA・EPAプラスクリルオイル

常温食品事業

16/03 15/03

24,888

354 22,855

△12

営業利益 (単位:百万円)売上高

カツオ、マグロの漁撈・養殖から買付・ 加工・販売までを一貫して手掛けていま す。カツオについては、当社グループ所 有のまき網船「わかば丸」など独自の調 達力があります。マグロについては、限 りある水産資源の保護と安定的供給の ために、四国で養殖事業を展開し、オリ ジナルブランド「本鮪の極」はお客様から 高い評価をいただいています。また、天 然稚魚に頼らない完全養殖魚も順調に 成育しております。

● 売 上 高

24,888

百万円 ● 営業利益

354

百万円

本鮪の極

鰹・鮪事業

ご挨拶

代表取締役社長

多田 久樹

当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用環境の改 善により緩やかな回復基調を維持しておりましたが、中国を はじめとする新興国の経済減速や年明け以降の急速な円高 の進行、株価の下落により企業収益や個人消費の低迷が 見られるなど景気の先行きは不透明感が強まっております。

水産・食品業界におきましては、食の安心・安全に対す る消費者の関心が一層高まるとともに、販売競争の激化や 人手不足・労働コストの上昇に加え、世界的な水産物需要

期経営計画「バリューアップ・キョクヨー2018」の

目標達成に向けて

の増大による買付コストの上昇など、厳しい状況が続いて おります。

このような状況のもと当社グループは、平成27年4月よ り中期経営計画『バリューアップ・キョクヨー2018』をスター トさせ『魚に強い総合食品会社として、収益基盤の安定と 変化への対応力を高め、新たな価値を創造する企業を目指 す』ことを基本方針とし、目標達成に向けて取り組んでおり ます。

(百万円) 経常利益 (百万円)  売上高経常利益率(%) (百万円)

主な連結財務指標

売上高 経常利益/売上高経常利益率 親会社株主に帰属する当期純利益

人間尊重を経営の基本に、

健康で心豊かな生活と食文化に貢献し 社会とともに成長することを目指します。

企 業 理 念

当期(2016年3月期)の概況

株主の皆様には、平素より格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます。 ここに第93期(2016年3月期)報告書をお届けいたします。

昨年4月、キョクヨーグループは中期経営計画「バリューアップ・キョク ヨー2018」をスタートいたしました。

その初年度となるこの一年、グループ基幹工場となる塩釜新工場の完 成、家庭用冷凍食品の販路拡大のほか、海外においてはロサンゼルスに営 業所を新たに開設するなど、事業拡大に向けた施策を国内外で積極的に 行いました。更に西日本における鰹鮪製品生産拠点となる新会社を設立 し、生産規模の拡大を図りました。

引き続きキョクヨーグループは「魚に強い総合食品会社として、収益基盤 の安定と変化への対応力を高め、新たな価値を創造する企業を目指す」と

いう基本方針のもと、「グローバル戦略」「シナジー戦略」を更に進化させる

とともに、お客様目線を意識した付加価値商品を提供するための「差別化 戦略」を加えた3つの戦略により、目標達成に向けて邁進してまいります。

株主の皆様におかれましては、引き続き多大なるご支援、ご協力を賜り ますようお願い申し上げます。

2016年6月

左から、ニコラ・ギシュー氏、 アジア太平洋ディレクターの パトリック・カレオ氏

月 月

BUSINESS OVERVIEW

TOPICS/環境保全・社会貢献活動 CSR

セグメントの状況

(6)

会社概要2016年3月31日現在

役員

社名 株式会社 極洋

英文社名 KYOKUYO CO., LTD.

本社所在地 〒107-0052

東京都港区赤坂三丁目3番5号

設立 1937年9月3日

資本金 56億6千4百万円

主要な事業内容 水産物の輸出入・国内買付販売、

加工食品及び冷凍食品の製造販売

従業員数 2,249名(連結) 599名(個別)

連結対象会社数 25社

代表取締役社長 多 田 久 樹 代表取締役専務 今 井 賢 司 専 務 取 締 役 村 上 吉 男 常 務 取 締 役 上 居   隆 常 務 取 締 役 雲 津 雅 行 常 務 取 締 役 井 上   誠 取 締 役 松 行 健 一 取 締 役 矢 澤 久 和

取 締 役 天 利   均 取 締 役 酒 井   健 取 締 役 青 木 宏 行 取 締 役 三 浦 理 代 常 勤 監 査 役 中 山 昌 生 常 勤 監 査 役 芥 川   淳 監 査 役 村 谷 育 雄

監 査 役 首 藤 健 治

所有者別株式数分布状況

金融機関 28.8% 31,410千株

自己株式数

3.9% 4,251千株

外国法人・外国人

2.5% 2,782千株

金融商品取引業者

   1.0% 1,123千株

その他の法人

10.4% 11,397千株

個人・その他

53.4%

58,321千株 109,283千株

株式の概況 2016年3月31日現在

大株主

株主名 持株数(千株)持株比率(%)

日本トラスティ・サービス信託銀行株式会社 7,845 7.17

株式会社りそな銀行 5,234 4.78

農林中央金庫 5,234 4.78

三井住友海上火災保険株式会社 4,501 4.11

東洋製罐グループホールディングス株式会社 3,150 2.88

東京海上日動火災保険株式会社 2,245 2.05

極洋秋津会 1,629 1.49

中央魚類株式会社 1,399 1.28

三井住友信託銀行株式会社 1,215 1.11

三菱UFJ信託銀行株式会社 1,200 1.09

発行可能株式総数 437,000,000株

発行済株式の総数 109,282,837株

株主数 35,036名

株価及び出来高の推移

0 6,000 12,000 18,000

0 60 120 180 240 300 360

4月 5 6 7 8 9 1011121 2 3 2014年 2015年

(円)株価 (千株)出来高

4 5 6 7 8 9 1011121 2 3 2016年

その結果、当社グループの売上高は2,266億26百万円 (前期比3.8%増)、営業利益は24億33百万円(前期比 1.1%減)、経常利益は28億14百万円(前期比33.5%増)、 親会社株主に帰属する当期純利益は17億99百万円(前期 比26.1%減)となりました。

各セグメントの状況は以下のとおりです。

水産商事セグメントでは、赤魚やカラスガレイなど凍魚 加工品が伸び悩んだものの、定塩サケ製品や伸ばしエビ、 ムキエビといった付加価値製品の販売が伸長しました。そ の結果、この部門の売上は前期を上回りましたが、原料価 格の高止まりや加工コストの上昇に加え、北洋凍魚の市況 変動もあり、利益は前期を下回りました。

冷凍食品セグメントでは、『だんどり上手』シリーズなどの 加熱用商品を医療食及び事業所給食向けに、エビやイカな どの寿司種を中心とした生食用商品を大手回転寿司 チェーン向けに拡販いたしました。また、白身魚フライやエ ビフライなどの水産フライやカニ風味かまぼこを量販店の 水産・惣菜売り場向けに順調に販売を伸ばしました。市販 ブランドである『シーマルシェ』商品を中心とした家庭用冷 凍食品は、大手量販店への新規商品導入や販売促進強化 に取り組み、焼き魚製品や弁当惣菜製品の拡販に努めまし た。その結果、この部門の売上は前期を上回りましたが、 海外生産部門の不振や海外製品コストの上昇もあり、利益 は前期を下回りました。

常温食品セグメントでは、当社グループのまき網船が漁 獲した原料を加工したツナ缶などの差別化商品の拡販に努 めるとともに、価格改定や商品・販売先の集約等、利益率 の改善に努めました。また、海産珍味類は大手コンビニ向 け製品を中心に順調に推移しました。その結果、売上・利 益ともに前期を上回りました。

物流サービスセグメントにおける冷蔵倉庫事業では、昨 年度に開設した城南島事業所を含めた4事業所で入庫貨物 の確保を図り、事業の効率化に努めました。冷蔵運搬船事 業は、運航している3隻すべてを中南米・ヨーロッパ間のバ ナナ輸送に配船し、効率の良い運航に努めました。その結 果、この部門の売上は前期を下回ったものの、利益は前期 を上回りました。

鰹・鮪セグメントにおける海外まき網事業は、入漁料の 高止まりの中、燃油価格の下落やドック経費の削減などを 進め、エルニーニョの影響による漁獲不振もあったものの、 全体としては漁獲量・魚価ともに安定的に推移し、収支が 改善しました。加工及び販売事業は、地中海本鮪及びオー ストラリア南鮪の取扱いが伸長し、また、ネギトロ、タタキ 製品などの加工品を外食、量販店向けに拡販を図りまし た。養殖事業は、完全養殖魚の沖出し尾数が昨年実績を 大きく上回るなど、安定供給体制の構築に向けたノウハウ の蓄積が順調に進みました。その結果、この部門は売上・ 利益ともに前期を上回りました。

純資産 総資産 自己資本比率/自己資本利益率(ROE)/総資産経常利益率(ROA)

(百万円) (百万円) (%)  自己資本比率  ROE  ROA

次期におけるわが国経済は、企業収益や個人消費の低 迷が見られるなど、不透明感が強まっております。水産・ 食品業界におきましても、原材料価格の高止まり、加工コ ストの上昇や企業間競争の激化など、引き続き厳しい経営 環境が想定されます。

このような状況のもと、当社グループは中期経営計画

『バリューアップ・キョクヨー2018』の2年目に向けて、新 たな気持ちで取り組んでまいります。次期の連結業績は、 売上高2,440億円、営業利益35億円、経常利益33億円、 親会社株主に帰属する当期純利益21億円を見込んでおり ます。

株主メモ

事業年度 4月1日〜翌年3月31日

定時株主総会 毎年6月

定時株主総会基準日 3月31日

期末配当金基準日 3月31日

公告方法 日本経済新聞

株主名簿管理人 および特別口座の

口座管理機関 三菱UFJ信託銀行株式会社 同連絡先 〒137-8081

東京都江東区東砂七丁目10番11号 三菱UFJ信託銀行株式会社 証券代行部 電話:0120-232-711(フリーダイヤル) (ご注意)

1. 株主様の住所変更、買取請求その他各種お手続きにつきましては、原則、口座を開 設されている口座管理機関(証券会社等)で承ることとなっております。口座を開設さ れている証券会社等にお問合せください。株主名簿管理人(三菱UFJ信託銀行)では お取り扱いできませんのでご注意ください。

2. 特別口座に記載された株式に関する各種お手続きにつきましては、三菱UFJ信託銀 行が口座管理機関となっておりますので、上記特別口座の口座管理機関(三菱UFJ 信託銀行)にお問合せください。なお、三菱UFJ信託銀行全国各支店にてもお取次 ぎいたします。

3. 未受領の配当金につきましては、三菱UFJ信託銀行本支店でお支払いいたします。

http://www.kyokuyo.co.jp

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WEBサイトのご案内

次期(2017年3月期)の計画目標

株主優待のご案内

当社は、株主の皆様からの日頃のご支援に感謝するとともに、 当社株式の魅力を高め、当社株式を保有していただける株主の 増加を図ることを目的として株主優待制度を実施しています。

対象株主

基準日(3月31日)現在で当社株式1単元(1,000株)以上 所有の株主様

優待の内容 贈呈時期

5,000円相当の当社製品贈呈 7月予定

株主優待の内容

※ 平成29年については、平成28年10月1日付の単元株式数の変更及び 株式併合を契機に見直しを検討しております。

CORPORATE INFORMATION / STOCK INFORMATION

会社データ/株主インフォメーション

株式会社 

極 洋

〒107-0052 東京都港区赤坂三丁目3番5号

201541▶2016331

期 報告書

いつも と なりに おいしいキョクヨー

参照

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